2020年12月17日木曜日

形見

 



昨日、京都へお墓参りに行く予定だった。

母の形見の着物を着て。

母とは、実母ではなく

たった一人の友の母

京都特有のしきたりを大切にしながら

自分らしく豪快にのびのびと生きる様は

美しく、眩しかった。

その娘である友も、彼女を時代が追いかけている様で

益々輝いている。

芸術など全く分からず、センスのない私に

親子で色んな世界があるのだと見せてくれた。

京友禅の絵師でもあった母からは

着物の世界、京都文化

友からは

宝石、絵画、美術といわれるもの

アンダーグラウンドと括られるもの

様々に見せてくれた。


無知で空っぽの私に分かるはずもないのに

楽しそうに話す2人に

なんだか私でも楽しめる世界なのかなぁと

思わせてもらった。


実親との縁が薄い私が

最低限に恥を欠かずに生きれているのは

この2人のおかげ。


旅立つ間際に、私のために

仕立ててくれた形見の着物

洗いに出した先で行方不明になり

血眼になって捜した経緯がある。

無事戻ってきて、また袖を通す機会を

待っている。


来年2月

友の周年記念まで

お預けとなりました。




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