2020年10月3日土曜日

しろちゃんからの贈り物




昨夜、しろちゃんがご縁で

繋がってくださっている方から

贈り物が届いた。


毎年秋になると

秋の味覚、栗やその時に

採れたお野菜、自家製ジャムなどを

届けてくださる。


しろちゃんが旅立ってしまった今でも。


2013年、横須賀にいるとき

保護猫活動に興味はあるが

我が家は大家族、後方支援止まりであった。

しかし、一頭のニャンコ先生がどうしても

頭から離れず、数日間悩んでいた。

思い切って夫に相談したら

「いいよ。」

我が家に迎える最後のニャンコ先生として

気になっていたコを引き取りたかったのだ。

早速連絡すると、既に家族が決まったとのこと。

あー。。。遅かったか。


ところが、引き取る余裕があるなら是非

こちらのコはいかがでしょう?

と紹介されたのがしろちゃんだった。

保護した方のお家には既に10頭近くいて

一度トライしてみたが先住猫さん達の縄張り意識が強く

終生保護は難しくガレージにケージをセットして

仮住まいだそう。

後に持病も発覚、隔離飼育が必須。

横須賀の家には使っていない部屋があった。

「そういう事なんじゃないのかな。」

夫と納得しあい、大晦日に

しろちゃんが我が家にやってきた。


用意した部屋に入ると

まるで長らく留守にしてて

その間変わりはなかったか?と

いうようにゆっくりと部屋中を見てまわる。

明らかに初めての場所でチェックする様子とは

違っていた。

保護された方も

「まるでずっと住んでたみたいですねー笑。」

安心されたみたいで

すべてがまるっと収まった。


保護される前、しろちゃんは虐待を

受けた形跡があり、人間に対する不信感が

あると聞いていた。しかし私達に怒ったりすることもなく

抱っこもOK、撫で撫でスリスリOK、むしろニャンコ先生としては

とても人懐っこかった。病院に行ったり、処置をする際にも

絶対に爪を立てたり、噛み付いたりしなかった。

獣医の先生も驚き、感心していた。


夫は「待て」を教えて

待ってくれるしろちゃんに大喜びしていた。

多分、頭のいいしろちゃんのことだから

夫に付き合ってくれていたのだと思う。苦笑


しろちゃんと暮らし始めてから

毎年、山の幸を届けて下さり

しろちゃんの近況報告をさせて

いただいたりしていた。


1016年12月5日

しろちゃんは旅立った。

人間の時間計算だと3年弱一緒に

暮らした。

いつも思う事だが、別れはさみしいが

彼達を残して私が先に行くのだけは

絶対に避けたい。

最期まで見送るのが務めだと思うから

つらいが無事見送ることが出来て

よかったと思う。


しろちゃんが旅立った事を報告したら

お花とメッセージを届けて下さり

励ましていただいた。



しろちゃんが旅立った翌年

秋になり、山の幸が届いた。

びっくりした。



私だったら、ご縁のニャンコ先生が

旅立ってしまったら徐々に

疎遠にしてしまうだろう。


しかし、今なお

「お元気ですかー?

今、どちらにお住まいですか?笑

触れていい話題かしら?笑笑」

などお電話くださり、ほっと

心を緩ませてくださる。



このご縁は

しろちゃんからの贈り物である。

しろちゃん、ありがとう。


男前しろちゃん

2015年11月15日撮影



今年届いた大粒の栗、ルバーブのジャム

手前はトランペットズッキーニというそう。

初めて知りました。

生でもグリルでもお味噌汁に入れても

美味しいそうです。











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